ネコの3分保険講座シリーズ。失敗例を通して、火災保険請求で注意するべきことについて、ラムネコがレポートします。
こんにちは。ラムネのラムネコです!ようこそ、ネコの 3 分ほけん講座シリーズへ ^ ^
最近、「火災保険を有効に使いましょう」みたいな広告をよく見ます。実際に保険申請を行うにあたって、サポートしてくれる会社さんもたくさんありますが、失敗しちゃったお客様も多くいらっしゃいます。その前に一旦ご契約されている代理店さんに頼ってほしいなー!!!と強く思っています。今日は、その理由を実体験をもとにお話ししたいと思います。
火災保険の申請のためには、損害とその原因をあきらかにし、写真と修繕の見積書を準備する必要があります。しかし、ご自身で加入されている補償内容がそもそもわからなくて、どの状況であれば保険がおりるのかわからなかったり、その申請が面倒だったりするので、申請サポート会社を使いたくなるお気持ちはわかります。
申請サポート会社さんは、ほとんどが成功報酬です。被害額の20~30%程度をお支払いする必要があります。損害保険の考え方は、実損てん補といって、実際に修繕に必要な額しか保険がおりません。つまり、実際に建築会社に修繕してもらう際は、申請サポート会社への支払い分はご自身で負担しないといけない、ということです。
申請サポート会社へ報酬を支払い、残りは現金で受け取り、修繕をしない選択肢もあります。一般的には、保険会社は損害を認めたことに対して保険金をお支払いしますが、その損害を修繕したかどうかは確認しません。beforeとafterのbeforeだけです。つまり、損害はあるけど住めないほどではないとして、保険金だけ受け取り、修繕しない方も結構いらっしゃいます。それは、違法でもなんでもありませんが、次の被害が発生したときに問題になる可能性があります。
あるお客様が、申請サポート会社を使って台風被害の申請をされました。私への連絡はその時ありませんでした。あー、悲しい!相談してくれたらご説明したのにーー!自分もまだまだ信頼に値してなかったのかもしれません。。反省・・・
お客様が申請すると、見積書及び現場写真を使った保険会社の査定が始まり、無事に保険金が支払われました。台風で外壁の一部が破損していたということで、約100万円程度保険がおりていました。後で聞いたら、サポート会社さんへは30万円お支払いされていました。
そして、外壁の破損は修繕しないまま、翌年にまた台風が来ました。すると外壁の破損箇所の被害が大きくなってしまい、雨水が浸入、居室内には雨漏りが発生してしまいました。いやぁ、またひどい台風が来たな、という感じでした。
その時、保険はおりたのでしょうか???結論、保険はおりませんでした。
今回の被害を保険申請した際に、「昨年の被害でおりた保険金で修繕した内容を教えてください」と言われたのです。お客様が、修繕していないことを保険会社に伝えると、「前回お支払いした箇所を修繕しておけば発生してなかった被害ですよね?」となったわけです。
言われてみると、そりゃそうです。履歴は残っているのです。
そのお客様は、火災保険に入っているにもかかわらず、その時の台風被害を実費で修繕することになってしまいました。もちろん、100万円は超えましたよ。。。
弊社も保険代理店ですし、日ごろから火災保険の相談はたくさんあります。被害はどこなのか、原因が何なのか、どういった状況であれば保険がおりるのか、きちんとお話していますから、サポート会社さんを使う必要性はありません。しかも保険がおりても手数料無料ですw 日頃から、信頼できる保険代理店を見つけておくというのは、本当に万が一の時に重要な役割を果たしますから、大切なことだと思います。
損保協会によると、損害保険の代理店は16万社あるそうです。その中でもっとも頼れる保険代理店を探しておくのが良いですが、地元では見つけられないといった声も多々あります。ちなみに弊社は業界では非常に珍しく、店舗がネット上にあります。つまり、日本全国の方を対象とした保険代理店です。もしよかったら、選択肢の一つとして考えてみてくださいねー!
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